社会人になって、地元に就職したら実家暮らしを始める人もいるのではないでしょうか?
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1人暮らししてたら、実家暮らしに戻れる気がしないな〜
こんな風に感じている人も多いのではないでしょうか?
実際に、私も大学生時代&働き始めて2年間は一人暮らしをしていたので、今さらながら実家(しかも田舎の)で暮らしていけるか心配でした。
しかし!
暮らしてみると、意外といい部分も多いのでは?と感じるように…。
今回は、実家暮らし7年目のゆうが考える
実家暮らしのメリット&デメリットを紹介します!
実家暮らしのメリット4選
実家暮らしでのメリットを紹介します。
生活費が大幅に浮く
一人暮らしをすると、かかってくるのが家賃・光熱費などの固定費です。
家賃は会社から一部負担してもらえるとはいえ、ばかになりません。
30〜34歳女性の平均月収26万3200円(平成29年賃金基本統計調査より)
所得税や社会保険料などの考慮するとざっくり19万7400円(支給額の75%で計算)
家賃は、収入の3割程度にするのが一般的ですので、それを元に考えると
30代前半女性の一般的な家賃額は、「59,220円」で約6万円くらい。
光熱費額は「8,000円」(総務省2018年家計調査より)
これがかからないことを考えると、1年間で単純計算
68,000円×12ヶ月=816,000円の節約になります。
1年間でこれだけ節約できることは、かなり大きいです。
(※実家暮らしでは、家賃等がかからない代わりに一般的には家にいくらかお金を入れるとう考え方もあります。今回はそのことを抜きにして、単純計算でいくら節約になるかということを書きましたので、その部分についてはご了承ください。実際に、私も実家にいくらかお金を渡しています。)
家事をしてもらえる
仕事から疲れて帰ってきた時に、ドアを開けると晩御飯のいい香りがする。
そんな幸せなことが叶うのが、実家暮らしの特権です。
両親に甘えてばかりではいけないと思うのですが、平日の仕事終わりでクタクタの状態で帰宅するとどうしても両親に甘えてしまいます。
また、一人暮らしではためがちな洗濯も、実家に住んでいると洗濯量も増えるので都度一緒に洗ってもらえることがしばしば・・・。
忙しい平日に、
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明日着る服がない!!
なんて心配もなくなります。
(一人暮らしをしているときは、洗濯を溜め込むのでよく「明日の下着がない!!!」なんてことになっていました。笑)
誰かが家にいてくれる安心感
帰ってくる家に灯りがついているだけで、安心感がないですか?
私は、両親が数日間留守にしているときに、これを実感しました。
冬の寒い時期に、真っ暗な家に帰る。
それだけで仕事で疲れて帰ってきている自分に、余計寂しくなったのを覚えています。
やっぱり灯りがついていて、「ただいま」と言ったら「おかえり」と返ってくる。
これだけで幸せな環境にいるんだな〜と思います。
荷物を受け取ってもらえる
楽天、Amazon、メルカリ、Yahooショップなど、ネットショッピングが日常的に使われれるようになった今、荷物を受け取ってもらえる人が家にいるって本当にありがたいです。
実家は一軒家なので、宅配ボックスはないため、受け取れない場合は再配達を頼むことになります。
私は再配達が苦手・・・。
時間は指定してますが、あの指定時間のいつ宅配が届くかソワソワして落ち着きません。
トイレに行ってるときに配達にきたらどうしよう・・・と心配になり、トイレを我慢するくらい苦手です・・・。
でも、実家暮らしなら両親が受け取ってくれているので、帰った頃には荷物が届いています。帰宅後すぐに荷物を確認できるのは本当にありがたいです。
実家暮らしのデメリット3選
続いて、実家暮らしのデメリットを紹介します。
干渉されるのが苦手
実家に暮らしていると、外出する際に
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どこへ行くの?
誰と出かけるの?
何時ごろに返ってくるの?
と聞かれることが常でした。
親からすると、
・心配している
・夕飯の都合や、予定を決めるのに必要
など、いつまでたっても子どもであることには変わりないので、昔と同じように聞いていたのだと思います。
しかし、私にとっては干渉されているようでストレスを感じていました。
特に、親からしたら結婚適齢期の娘に彼氏がいるのかどうかも気になっており、その辺の探りも入れたかったのだと思います。
毎回毎回聞かれるのは、いい加減嫌になったので、実家に帰って1年ほど経過したときに素直に「いちいち聞かないで欲しい、毎回聞かれるのはストレスになる」との意思を両親に伝えました。
そして解決策として、カレンダーを準備し、そこに私の予定を書き込んでおくことにしました。
それによって
- 自分から毎回予定を伝える手間が省ける
- 聞かれるストレスがなくなる
- 両親も聞かなくても予定が分かる
などお互いが前より気持ちよく、過ごせるようになりました。
両親にしたら、私の将来がまだまだ心配なのか、出かける様子を心配そうにしている部分もありますが、今はそっとしてもらっています。笑
自由な時間で生活できない
誰かと一緒に暮らすということは、自分の好き勝手な時間に
- ご飯を食べる
- お風呂に入る
- 友人を家に呼ぶ
などがしにくいです。
実家暮らしも例外ではありません。
特に、私の中では食事の時間が自由に変更できない点には、ストレスを感じていました。
作業をしていて、集中が続いており今いい調子!というときにも、
「ご飯できたよ〜」
と言われると集中力が遮られ、作業を中断して食事に向かう。
「自由に自分の好きな時間に食べたらいいのに…」と思うかも知れませんが、家族揃ってご飯を食べるというのは小さい頃からの習慣なので、1人だけ別の時間に食べることに罪悪感を感じていました。
家族の時間も大切ですが、自分のペースでやりたい時もある!
そう割り切って、今では時々自分の自由な時間に食事をするようになりました。
もちろん、家族との時間も食事時間も大切に、程よいバランスでやっています。
駆り出される
私の両親は自営業をしており、家で仕事をしています。
その関係もあり、休日に家にいるときには
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ちょっと仕事を手伝ってくれないかしら?
と駆り出されることが多かったです。
しかも、事前に「今度の休日にアレしてほしい」という声かけもなく、
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今からあれをしてほしいんだけど・・・
と急に言われるので、「今ゆっくりしてたのに…」「テレビがいいところなんだけど…」ということも関係なく、いつも言われた通りに手伝っていました。
私の中で予定外のことを頼まれるのは、結構ストレスで、「なんで事前に言っといてくれないかな…?怒」という悶々とした気持ちでやっていました。
いつもお願いされるたびに、「事前に言っといてほしいのだけど!!」と強めに言っていたら、だんだん改善されてきましたが、突発的に起こって対処しなくてはいけないこともあるので、その辺は渋々手伝ったりしています…。
私がもっと寛大な心を持っていればいいのですが、
なかなか大人になりきれないというか、
両親に甘えているというか、
まだまだだめだな〜と毎回思っています。
実家で暮らしてみて感じたこと
7年間実家に戻って、両親と一緒に暮らしてみて1番感じたことは
親はいつまでも若いわけじゃないということでした。
自分が歳をとっている分、親も歳を取るのは当たり前ですが、自分の中で親はいつまでも元気でいるというイメージがありました。
実家に住んだことで、
- 今まで話したことなかった濃い話をしたり
- 祖父母の介護をする大変さを間近で見たり
- 両親の仕事の手伝いをして、両親の仕事について知ったり
一緒に住んでなかったら、知らない両親の姿を見ることができました。
セイコーホールディングスが2019年6月6日に発表した「セイコー時間白書2019」によると、両親と別居している35~39歳の人が、母親と直接会って話すことができる時間は、
「26.1日(626時間)」
https://www.seiko.co.jp/timewhitepaper/2019/detail.html
しか残っていないという結果だったそうです。
年齢別、同居・別居の父親・母親の詳しいものは以下の通りです。
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進学や就職で実家を出た後に、両親と過ごす時間は自分で思っているよりずっと短いです。
そんな中、実家で暮らして子どもの頃には気づかなかった両親の気持ちや苦労を知れたのは、本当に良かったと思いました。
「孝行のしたい時分に親はなし」
コロナ禍で、以前より両親と顔を合わせる機会が減ってしまった人も多いと思います。
それを思うと、不満に思う部分もあるけど、メリットも大きいし、両親との時間を考えると実家暮らしも悪くないのかな。と思う今日この頃なのです。
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